| 通し柱が見あたらない |
通し柱 投稿者:相談者No,4040
埼玉県所沢市小手指にて建売(木造2階建て)物件を購入するべく手付けまで支払ったのですが、契約の時に頂いた図面を記号を追って良く見ると、通し柱がどう見ても存在していないようです。 その他のところでは不振に思う点は見当たらないのですが、通し柱が無いというのは、耐震的な観点から物理的に非合理的なように思えるのですが、通し柱をある距離に1本入れなければならないと言った法的(もしくはそれに準じる)指導もしくは規制は無いのでしょうか。 それとも何か新技術により通し柱を使用しなくても十分な強度が保てる構造でもあるのでしょうか。 |
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Re: 通し柱 投稿者:なか@広島
じじいさん 初めまして 法律的には、建築基準法施行令第43条の5に 「階数が2以上の建築物におけるすみ柱又はこれに準ずる柱は、 通し柱としなければならない。ただし、接合部を通し柱と同等以上の 耐力を有するように補強した場合においては、この限りでない。」とあります。
多少曖昧ですが通し柱は「無くても良い」という事になります、 実際問題で通し柱が 有ると無いとでどれだけ耐震性に影響するかは微妙な所だと思います、
あくまでも個人的意見ですが、 一般的な木造住宅では、柱105〜120角 通し柱120角が多く使用されていると思います 120角の通し柱に幅105〜120の胴差し(どうざし)加工をしてしまうと断面欠損割合が大きく 柱その物の耐震強度はほとんど無いと言っても良いと思います。
昔ながらの大きな大黒柱があれば別でしょうが、120角程度の大きさで、本数も数本では 有っても無くても耐震性にはほとんど影響は無いと思います。 |
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Re: 通し柱 投稿者:インスペクター
通し柱の無い工法は古来は「お神楽」と呼ばれていたようですが、近年では「松下電工」のテクノストラクチャー工法(梁が鉄骨)や一般的ツーバイフォー工法の「プラットホーム工法」が通し柱が無く、1階の構造体の上に柱を立てていく工法です。これらの工法はいずれも耐震性は高いようですね。これらの工法の特徴は床剛性が高いと言う事です。耐震性能を評価する場合も床面の水平剛性が重視されるようになってきました。つまり床の平面が横からの力(水平力)を受けた時に平面的に変形しにくい事が耐震性能の向上に役立つのです。(もちろん耐力壁の壁量も重要です。) |
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Re: 通し柱 投稿者:相談者
なか@広島さん 貴重な助言誠に有難うございました。御指摘にあったように「建築基準法施行令第43条の5」に沿って考えれば、必ずしもいわゆる「通し柱」に固執しなくても十分な強度が得られるなら構わない、と言う事でしょう。至極当然のことでした。 120角への胴差し加工に伴う断面欠損がどの程度で・・・と言った事は分かりませんし、例えそのものに耐震強度など無くても他の柱と接合される事により全体的な強度が作り出される云々と言った方法論があるのでしょう。 ともかく規準は分かったので、後は建設業者に率直な質問をぶつけてみます。 情報頂、重ねて感謝致します。
またインスペクターさんにも情報の件有難うございます。 |
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Re: 通し柱 投稿者:マサヒコ
一件落着のところ、申し訳有りませんが、ちょっと気になることがありますので・・・ マサヒコといいます。木造のことはよく判りません。専門は設備ですが、構造計算も少しカジっております。(一級建築士、建築設備士)
気になることというのは、梁(桁)の上に2階の柱が立つことになるとは思いますが、その柱が立つ梁(桁)には静荷重として鉛直荷重がかかるのはモチロンですが地震時に大きな(±の)鉛直荷重がかかります。 このため、地震時には水平荷重だけではなく鉛直荷重に対しても考慮が必要なのですが、それが構造計算(壁量の検討ではない)でしっかり検討されているかどうかは、確認しておいてください。 老婆心までに・・・ |
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