| 鋼管杭の肉厚について |
鋼管杭の肉厚について 投稿者:相談者No,3585
はじめまして。今、現在、某ハウスメーカーで家を建築中です。 地盤調査の結果、地盤が弱いと言う事で、鋼管杭工法+ベタ基礎と言う事になりました。
それで、先日この杭を打ち終わったわけですが、この杭の肉厚は、4.5mmでした。しかし建設省告示 第1347号(平成12年) 建築基準法施行令、「建築物の基礎の構造方法及び構造計算の基準を定める件」 によれば、次のような記述があります。2−三−二 「鋼管杭とする場合にあっては、杭の肉厚は6o以上とし、かつ、くいの直径の1/100以上とすること」と、あります。 http://www.hakone.net/arc/koku0523.pdf を参照してください。
先に申しましたように、杭の肉厚は、4.5mmしかないのですが、6mmなくても大丈夫でしょうか? 私のような素人には、上記の建築基準法施行令を読んでもよく分かりません。メーカーが、施工した通りで良いのでしょうか? それとも建築基準法違反になるのでしょうか? ベタ基礎の工事が始まってしまう前になんとか知りたいので、どなたか教えてください。よろしくお願い致します。 |
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Re: 鋼管杭の肉厚について 投稿者:TK
設計の方針は設計者が責任を持って決めることなので、基準法が絶対とは思いません。 しかし、鋼管杭+ベタ基礎 私でしたら絶対にやらない工法です。考えがわかりません。 鋼管の厚さは耐用年数によって、あるいは支持力によって決められたものと思いますが どのような方針でそうなったかを担当者に問い合わせてみてください。 |
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Re: 鋼管杭の肉厚について 投稿者:インスペクター
少し補足をします。 建築基準法という「技術法」を理解するにはまず法律の考え方である「法の目的」というガイドラインを理解する事。そしてその目的を達成する為の各基準には「仕様規定」があるということ。「仕様規定」は計算も何もしないでその書いてある文章の通りに施工を行えば「目的」は達成できますよ。という内容です。当然あらゆる状況になっても安全側になるように基準を決めています。それではあまりにも個別の案件では過剰になります。その為に「性能規定」があります。これは建築基準法が「技術法」である以上、諸計算により個別の技術、施工方法が法の目的に合っていれば当然に認められます。 建設省告示は「仕様規定」を示しているものですから、必ずしも全ての建築物がこの仕様通りに造られている訳ではありません。TKさんの書き込みのように不審に思ったことはまず担当者に問い合わせるのが賢明と思います。 |
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Re: 鋼管杭の肉厚について 投稿者:相談者
TK様、インスペクター様、お忙しい中、ご丁寧なレスどうもありがとうございました。 さっそく、ハウスメーカーに問い合わせてみました。担当の営業さんは、問題があるような施工はしてないので、大丈夫だと思うが、一応、専門部署にその告示を見せて、詳しい事がわかり次第、連絡してくださるそうです。営業さんも、不安な部分や疑問に思うことは、何でも聞いてくださいと、おっしゃって下さったので、今後は、TK様、インスペクター様のお勧めに従いたいと思います。本当にありがとうございました。 |
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Re: 鋼管杭の肉厚について 投稿者:TK
インスペクター様、補足ありがとうございます。 素人様、このような技術論を専門家でない営業マンを間に挟んで議論しても??なのでは、? 営業さんは「売る」専門家です。鋼管杭+ベタ基礎を採用した理由を「技術の」専門家に聞いて下さい。 納得出来る回答を私の知りたいと思います。 |
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Re: 鋼管杭・・訂正 投稿者:TK
納得出来る回答を私も是非知りたいと思います。 |
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Re: 鋼管杭の肉厚について 投稿者:jison
盆休みなのでレスが遅くなってます。 自宅からのレスなので記述に正確さを欠きますが、鋼管の厚さの規定は主に強度と耐久性(腐食)の問題です。基準法には「これによらない場合、安全性を確認すること」(多分基準法ではなくて告示)となっているのでインスペクターさんの記述の通りで、仕様規定に対してこれを満足しない場合、性能を確認せよ(性能設計)と言うことです。強度的な確認は難しくありませんが、腐植程度をクリアーするのは難しいです。(なんらか防錆処理してそれの性能を論証する必要がありますから) また、べた+鋼管のケースは、ない訳ではありませんが、1.底盤の剛性をどう評価しているか?または、2.鋼管の支持力とべた基礎底盤の支持力をどう評価する?本当は結構難しい問題です。 |
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Re: 鋼管杭の肉厚について 投稿者:相談者
皆さん、色々ご意見ありがとうございます。 まだ、メーカーからは、答えはありません。(お盆休みだから?かも) うちは、約30年前に元々畑だったところを盛り土して家を建てました。今回、その家を建て替えています。西側が道路で、4メートルくらいの壁があってその上に家を建てます。丁度こんな感じです。 http://www.sunhousing.com/build/morido.gif (このサイトと我が家は、まったく関係ありません) 杭を打ったのは、将来、巨大地震が起きて、この道路側の壁が崩れたとき、家も一緒に崩れ落ちないためのようです。一応支持層まで杭を打って、その上にベタ基礎をするとの事。まだ基礎工事は、始まっていませんが、杭の上の部分は、もうサビはじめて色が変色し始めています。先日の営業さんの話では、強度的には問題ないし、腐食も計算上は、60年くらいは、大丈夫だと聞いている(会社からそのように指導されている)とのことです。正直言って素人の私には、よく分かりません。杭には、STK400とありました。とりあえず、メーカーからの答えを待ちたいと思います。(やっぱりメーカーを信じるしかないのかなぁ?) |
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Re: 鋼管杭の肉厚について 投稿者:相談者
メーカーからの返事では、地盤改良工事だから、その肉厚でも良いとのことです。
ただし、その後、別の問題が発生しました。業者が、杭の全てを10センチ以上も短く切りすぎたと言う事が判明しました。明日、現場監督に来てもらうつもりですが、このような施工ミスの場合、どのようにしたらいいのでしょうか? メーカーには、どのような対処方法を求めれば最良でしょうか? 杭打ち工事をやり直すとか、いくつか選択肢は、ありますが・・・。 |
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Re: 鋼管杭の肉厚について 投稿者:ヒロ
こんばんわです
>メーカーからの返事では、地盤改良工事だから、その肉厚でも良いとのことです。
これはおそらく担当者の逃げ口上です。直径6cm程度のごく細い鋼管を狭い間隔で打つ 序盤改良工法は実際存在しますが、この事例では違うかと。
鋼管杭の肉厚については、法令でも腐食による断面欠損が生じても必要な強度を有し ていることを計算で求めてあれば問題はありません。鋼管杭は直径114.3mm肉厚4.5mm の一般的用途の規格品の鋼管かとおもいます。鋼管にしっかりした防錆処理を施した 大臣認定工法の鋼管杭なら問題なしで済ませられますが、この事例ではどうでしょうか? STK400というのは一般に普及している鋼管の品質の規格です。
杭頭を短く切りすぎてしまった件は、杭の周辺を縦横30cm角で掘り下げ(杭経が114.3mm のとき)杭の頭を5cm以上飲み込ませるようにコンクリートを流し込めばOKです。 それでわ |
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Re: 鋼管杭の肉厚について 投稿者:相談者
>これはおそらく担当者の逃げ口上です。
「基礎杭工事ではなく、地盤改良工事だから・・・」と言われてしまうと、「ああ、そうなんですか」としか言いようがありません。
>この事例ではどうでしょうか?
使っている杭には、MARUICH-N STK400-E-G 139.8×4.5'02 と、印字されていました。 おそらく丸一鋼管の物だと思います。http://www.maruichikokan.co.jp/ (MKK)と言うマークも入っていますから。(長さ6M 直径139.8mm 肉厚4.5mmの杭です)
>コンクリートを流し込めばOKです。
一応、現場監督ではダメなので(検査に来てもミスに気が付かなかった)、工事部の最高責任者である方に来て頂き、今後の対応等を決めます。その際、ヒロさんのアドバイスも参考にさせて頂きます。おそらくその方法がとられることとなると思います。アドバイスありがとうございました。 |
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Re: 鋼管杭の肉厚について 投稿者:ヒロ
こんばんわです。
>「基礎杭工事ではなく、地盤改良工事だから・・・」と言われてしまうと、「ああ、そうなんですか」 >としか言いようがありません。
この手の鋼管杭の工法は、表層改良や湿式柱状改良といった地盤改良工法と平行して検討 されるため、便宜上鋼管杭も「地盤改良」としている住宅会社も多いのですが、技術的・設計 上の取り扱いは全然別物です。具体的な解説は長くなるので省きますが、必要なら改めて 解説します。
>使っている杭には、MARUICH-N STK400-E-G 139.8×4.5'02 と、印字されていました。
説明が不十分ですいません、ここで重要になるのは鋼材そのものではなく、 ・鋼管に十分な防錆処理がされているか? ・錆に伴う腐食によりどれくらいの断面が失われるのを想定しているか? ・腐食により断面が小さくなっても、鋼管杭に必要とされている性能を保持できるか? (杭そのものの支持力、地震時の曲げに対する抵抗力など。↑) が重要になります。
それでわ |
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