住宅クレーム相談Q&Aに戻る

戻る
杭はどんな役割しますか
杭について 投稿者:相談者No,1148

お世話になります。
H11年10月出来上がった超大手メーカーの軽量鉄骨建売住宅です。布基礎です。基礎のひび割れについて悩んできましたが、最近布基礎の下に打った杭は捨てコンの下にあって、ずっと”杭基礎”とばかり思ったものは実際メーカーが直接基礎として認可受けたものでした。このような鉄筋と繋いでない杭はどんな役割しますか。また建築基準にあっていますか。
以上のことを教えていただきと思います。

Re: 杭について 投稿者:ina

はじめましてinaです。
「超大手メーカー」の杭とは多分、コンクリート製の杭を打ち込んだのではなくて、ドリルみたいなもので掘削しながら現場造成したものではないですか?これであれば柱状改良杭だと思います。

大規模なビルの支持杭と違い、住宅の場合は地盤改良的な役割を重点に考えます。(場合によっては支持杭的な役割をする場合もありますが地盤条件が分からないので何とも言えません)
この場合の杭はあくまでも地盤補強の対策工法であり、基礎の区分としては直接基礎となります。

それと支持杭であれ、改良杭であれ杭の上部を基礎本体と一体化することは、地震時の水平力(杭にかかる地震力を建物に伝えない)を考えると必ずしも得策ではなく、捨てコンの下で縁を切るのも設計者の考えです。(最近多いです)
詳細が分かりませんが、このように建築基準上も特に問題があるとも思えません。
設計及び契約時に「杭の種類:支持杭・基礎形式:杭基礎」となっていれば別で契約上・信義上問題はありますが。

Re: 杭について 投稿者:相談者

貴重な情報どうもありがとうございました。実際ここでお世話になったのは3回目です。
うちの杭は現場で打ち込んだコンクリート製の杭です。

Re: 杭について 投稿者:おせっかい

はじめまして おせっかいです。
建築基準施工令、第3章、第38条 2項には異なる「構造方法による基礎を併用してはならない旨」が記載されています。ちはるさんの場合、コンクリート製の杭の上に布基礎が乗っているとのこと。布基礎はフーチンで支えるのに対して、杭基礎は杭で支えるため構造が全く異なります。安易に混同すると不等沈下の原因となるとのことです。異なる構造の基礎とする場合には地盤の構造を考慮して構造計算または実験によって構造耐力上安全であることが確認される必要が有るようです。ちはるさん宅は直接基礎として認可を受けているとのことですが、上記のような検討をなされているのでしょうか?

Re: 杭について 投稿者:ina

補足です。
おせっかいさんの文面で、杭の上に布基礎が乗っていることが直接、異種基礎の併用に当り当該法令に抵触するかのように捕らえると誤解があります。杭が支持杭か摩擦杭かが不明ですが、おせっかいさんの指摘の通り、前者であれば杭の支持力と杭間の布基礎(本来この場合地中梁となりますが)に十分な剛性があるか?後者であればそれぞれ(杭部とフーチング部)の地耐力を計算し構造上安全でなおかつ不同沈下が生じないかを検討しておく必要があります。

Re: 杭について 投稿者:おせっかい

inaさんのおっしゃる通り誤解を与える表現かも知れません。
記載しました様に異なる構造の基礎を用いる場合は地盤の構造を考慮して構造計算または実験によって構造耐力上安全であることが確認される必要があります。逆に言えば、それらが確認されていれば異なる構造の基礎を用いることは違法にはなりません。
問題は業者が上記のことを考慮して基礎を設計したかどうかです。十分に検討して設計したのであればちはるさんが記載している様に基礎にひび割れは生じないと考えます。現にひび割れが生じているという事は基礎に何らかの原因があると思われます。(だからといって基礎構造に問題があるとは結論つけられませんが)
沈下するかもしれにから、適当に?杭を打っておいたのなら、明らかに建築基準法に違反すると考えます。
inaさん如何でしょうか?
ちはるさん、業者に基礎を設計した時のいきさつをそれとなく確認されては如何でしょうか? とにかく情報を集める事です。(こちらから業者に情報を与える必要はありません。)

Re: 杭について 投稿者:ina

おせっかいさんまぜこぜてすいませんでした。
相談者さん。とにかくメーカーに杭を打った目的と設計方針をまず確認してみることです。
残念なことに、住宅規模ではここで言う「安全性を確認する」ような検討設計を行うことはほとんど無いのが実情です。たいがい経験上から「念の為、杭でも打っておこうか」くらいのことが多いです。

ユーザーはそのために高額の費用を負担させられています。その上、それが原因で障害が出ている場合も少なくありません。杭の設計目的やひび割れの状況がわからないのでここまでしかコメントできません。
通常、杭は鉛直力(建物の荷重)を支持するように設計しますので、この点に関して言えば基本的な役割を果たしています。繰返すようになりますが、杭頭の処理はそれ以外の水平力に対する設計方針によりますので必ずしも問題ではありません。
杭の設計目的を明らかにして何のために杭工事が必要だったのか?ユーザが負担すべきも物だったのか?目的に合った十分な施工がなされてかを確認する必要があります。

Re: 杭について 投稿者:pj

メーカーの柱状改良杭は、むやみにしているメーカーさんも多いですよ・・
ただ・・砕石を入れて、土を入れてから転圧し、SS試験をしてN値がOKなんて言っている所も有るし・・
柱状改良杭したから安心とは思わないほうが良いと思います。突き上げ地震には弱いと思います。
基礎の背筋とか換気口の補強も大事だと思います。

Re: 杭について 投稿者:相談者

メールどうもありがとうございました。
 基礎ひびわれについて一年亘って測定してきました。今現在基礎部縦方向に横方向貫通亀裂12箇所、ひび割れ全部で42箇所。最大幅1mm、0.5mm以上5箇所。最長のは下まで(55cm)で、40cm以上のは7箇所。ひび割れの分布は基礎全体に割と均一になっていますが、大きいひび割れが杭のところに集中しています。
 しかし、全般的に天端のほうがひび割れの幅が大きい。水管法による測定は去年と今年で2回行いましたが、最大差が14mmです。目視では勝手口、主梁などでは隙間もとくに見えません。明らかな不同沈下がありませんでした。
 メーカーが口頭で施工上の原因で、異常な乾燥収縮が起こったとの結論で、エポキシ樹脂でひび割れを補修すれば大丈夫とのはなしになっています。杭については設計目的が”とにかく打っておこう”に近いものと思います。”万が一沈下した場合に支えてくれる”とのことでした。しかし杭先端が4.9mのところに対して昨年の調査では支持層5mのところにあります。
 今現在杭が働いていなくてその分無駄なお金を使ったことをメーカーに追求するより、長年安心に住めることを求めています。その無駄な杭が何か悪影響をもたせることが今一番心配です。メーカー建設当時の地盤調査の結果によると、地盤のほうは割と均一だそうです。周りに同じづくりの注文住宅は4軒ありますが、うち(建売)みたいに基礎亀裂がありません。
 打った杭は写真でしか見ていせんが、ちゃんどしたようなものでした。
 このメーカーが修理した後、購入日から基礎を30年無償に保証してくれることを約束するが、それで大丈夫でしょうか。また、建売住宅ですので、設計とかよくわかりません。メーカーにどんな資料求めればよろしいでしょうか。
 双方の話あいは現在進行中です。

Re: 杭について 投稿者:おせっかい

おせっかいです。
かなり深刻な状況と思います。ひび割れが最大幅1mmは明らかに異常です。施工上の原因で異常な乾燥収縮が起こったなんて信じますか?もしそうだとしたら、異常な施工をした重大な欠陥です。厳しく追求しましょう。
不等沈下がなく?(14mmの差は不等沈下と思いますが)、42ヶ所にひび割れがあり、杭の所にひび割れが集中していて天端のほうがひび割れ幅が大きいということは、杭の打ったところで沈下せず、杭間で沈下が起きているのではないですか?家全体に傾きが無くても基礎は不等沈下しているのではないでしょうか。第一建売住宅の耐久年数なんて20年〜25年としていますから、基礎を30年保証するなんかありえないのではないでしょうか。30年補償すること自体、業者にやましいとこ所があると私は疑ってしまいます。何年補償してもらっても、地震などで被害を受けた時は地震のためと言われておしまいです。それ以前に家の下敷きになって人身につながってしまう恐れもあるのではないでしょうか?家の補償だけ考えれば、地震などで家に損害が生じた時は30年間いつでも建て替える補償をしてもらえば別ですが。基礎の修理は安易にさせてはいけません。証拠が無くなってしまうから。今の内に日付け入りの写真を沢山撮っておきましょう。無駄な杭は悪影響を与える可能性は十分なります。本来、均一に沈下すれば問題ないのに、一部で沈下しないのですから不等沈下の大きな原因になります。
まず次の事をやりましょう。
メーカには杭の図面、基礎の図面、地盤調査報告書を提出させて下さい。
それは悪までも図面ですので異常は無いはずです。問題は実際の施工との違いです。以下を確認しましょう。
(1)地盤調査(スエーデン式サウンディング法など)第3者にやらせましょう。もちろん業者の費用で!
(2)杭位置確認 杭が図面の位置と合っているか写真で確認しましょう。必要なら掘削して確認しましょう。
   但し、基礎部の掘削は安易に行うと危険ですから、写真でおかしい様でしたら業者にやらせましょう。
(3)基礎が図面通りに施工されているかを確認しましょう。結構適当に施工していることがあります。
(4)基礎の種類および寸法と杭の位置から強度的に十分か第3者に検討してもらいましょう。これも業者の費用でや
   らせたいものです。(かなり高いですから)
そこまでやって異常が無ければ安心ですが必ず異常があるはずです。
図面と違う施工は手抜きまたは契約違反です。強度不足は設計ミスおよび建築法違反です。
基礎に重大な過失があった場合は、施主としては建替えを請求したいものです。しかし、現実問題として建替え請求は険しい道のりを進まなければなりません。いかに自分が納得できる結論を引き出せるかです。
がんばって交渉してみてください

Re: 杭について・・・付け加えと私の考え・・ 投稿者:参考

柱状改良杭は、地層によってはずれたりします。また、基本的にSS式(スエーデン式サウンディング法)
では、調査は難しいと考えます。*人間が廻すものは、五感と人によって調査デ−タが誤差が出ますし、ポイント
の大きさも各メ−カ−によって違います。又、電動式は、モ−タ−の重量(その他)の重さが問題になっており、
五感で感じていた事が判りません・・・現状が不同沈下がおきていないので有れば、保証と念書を頂き、様子を
見守ったらどうでしょう。思いますが、今は、地盤が悪いので、地盤改良をしないと駄目ですよと言うと、
大体の方がメーカーさんの言うとうりにしているみたいですが、あまりにも弊害があり事を忘れています。
地盤の中には水脈など有れば、柱状改良杭は無意味になりますし、燐接地の不同沈下の原因にもと考えます。
又、調査会社と改良会社が同じとこは、余り信用が無いのでは無いのでしょうか。
お節介のコメントで申し訳有りません。

戻る 住宅クレーム相談Q&Aに戻る