| 杭基礎につきまして(No.1913の続きです) |
杭基礎につきまして=お詫び= 投稿者:相談者No,1933
みなさまからたくさんのアドバイスならびにご意見をいただきまして、本当にありがとうございます。 又、大切な事項を明記せずに投稿してしまい、みなさまにご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。 基礎は●KSコラムという地盤改良杭です。メーカーが特許を取った建設大臣認定工法の軟弱地盤が連続し、支持層までの距離が長い場合に採用するとメーカーがうたっておりますものです。 私の理解では、●KSコラムは、ソイルセメントコラムです。弊宅の場合コラム径は700mmコラム長は4mと2mが採用されております。長さ4mのコラムは地中ガラ撤去のため1.5m〜2mが採用されています。また長さ2mのコラムは地面を掘り返している部分に採用されております。 『長さ4mのコラムについてはガラ撤去深さより1.8m程度深くコラム先端が地面を掘り返す前に行ったスウェーデン式サウンディング調査により求められたN値3.4〜6.6の良好な地盤面に支持されているため設計どおりのコラム支持力が得られると判断しました。』とメーカー側の説明です。 N値3.4〜6.6は良好な地盤面なのでしょうか?ちなみに長さ2mのコラムはN値4.0〜10.0の地盤に届いていることになっています。 尚、メーカーは、●KSコラムの設計上の考え方は鋼管杭の場合と同じでコラムの支持力のみで建物を支え、基礎底面に接している地盤の地反力は期待していないので、フカフカ地盤でも大丈夫!と明言しております。ただし、構造計算書はだせないそうです。 このような地盤改良杭の場合は、構造計算は行っていないものなのでしょうか。 メーカー側は地盤がフカフカどころか砂漠でも大丈夫なようになっております。と断言しております。
inaさんへ レベル調査につきましては、どこを測定したのか明記せずに申し訳ありませんでした。 今回は前回の測定と違い、基礎天端をゼロ点として測定しました。5mm〜10mmの差があったと報告を受けましたが、メーカー側に測定していただいたところ1〜2mmの施工誤差範囲と判断されたものです。 |
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Re: 杭基礎につきまして=お詫び= 投稿者:ina
1.直接基礎としてもN値3.4〜6.6は粘性土であればいいかもしれませんが、砂質土ですと適した地盤とはいえないと思います。但し良好な地盤とは上部の荷重との相対的な問題ですから、あくまで一般的な住宅の荷重としての話です。また、杭基礎であれば杭の負担する荷重によります。 2.地盤改良杭としてコラムにより補強された地盤全体の地耐力を評価あするのであれば別ですが、コラム単体が建物荷重を支持するとするならば、1.コラムが支持層に到達しているか、2.支持層は杭及び負担過重を安全に支持できるか地耐力を有するか、3.コラムが計画通り造成され所定の強度が出ているか、の3点の確認は必須条件です。また、事前に杭及び基礎の構造計算を行い、構造上安全であるかを確認する必要があります。 3.認定工法の場合、基本的なパターンにおいて計算し認定を受けることで、個別の構造計算が免除されているので、個別の計算書はないはずです。(規格外の仕様を採用すれば別ですが)メーカーが言うのは認定を受けた構造計算書が出せないとのことでしょう。○KSコラムは地盤改良杭としての認定工法でしょうから支持杭として扱うのなら個別の構造計算が必要です。個別であれば当然施主への提出の義務があります。(但し支持杭として認定を受けていれば別です。確認してください) 4.基礎天端の値であれば、5mm〜10mmの値は大きいです。特に鉄骨系の住宅は上部構造の精度が高いので5mm以上の不陸は天端補正が必要なはずですから、築後の5mm以上の不陸は施工誤差以上です。建築士立会いの測定を反故にして独自の測定結果を後から出しても聞く耳をもつ必要はないでしょう。無効であることを明確に主張すべきです。 (誤りがあればどなたかご指摘ください) |
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Re: 杭基礎につきまして=お詫び= 投稿者:らいの
●KSコラム=ソイルセメントコラムですか。この工法は通常はソイルパイルと言われ垂直荷重のみを支える簡便な杭として扱われますので、メーカーの言う「鋼管杭と同じ」というのもおおむね正しいと思います。
>N値3.4〜6.6は良好な地盤面… 最低限度の地盤面です。建築学会等の指針では建物の基礎を支える地盤面の強さは最低5t/u以上となっており、行政からもそのように指導されます。この強さ(地耐力)はほぼN値と一致しますが土質によっては若干異なった数値となります。
それとほとんどの杭基礎の住宅では、1階部分の荷重は杭が支えている訳ではありません。 この部分も杭に負担させる場合は基礎梁・スラブ(コンクリ床)の工事費が余分に掛かることもあって、大抵は直接地面に負担させています。地面がやわく締め固めも不十分だとこの部分が耐え切れずコンクリにクラックが発生します。 ミナミさん宅の場合外周部のコンクリート立ち上がり壁部分にクラックが発生しているとのことなので、基礎梁の強度不足から基礎梁とその上の立ち上がり部分が変形しクラック発生に至った可能性があると思います。 無論杭の施工不良が一番疑われますが。
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Re: 杭基礎につきまして=お詫び= 投稿者:相談者
色々とアドバイスありがとうございました。 早速メーカーに問い合わせ回答をいただきましたので投稿させていただきました。
・○KSコラム(地盤改良杭)を支持する地盤について、 長さ4mの杭は、N値3.4〜6.6の粘性土に、長さ2mの杭は、N値4.0の粘性土からN値10.0の砂地に支持されていることになります。問題ありませんか? 尚、本日メーカーから○KSコラムは、地盤改良杭として大臣認定を受けており、N値3.0以上の地盤に支持されれば良いように設計されているとの説明がありました。また、○KSコラムは支持杭としての大臣認定は受けていないそうです。 支持杭として使用しており、認定は受けていない場合に構造計算書を出さなければ何か法に触れるようなことでもありますでしょうか? inaさんよりご指摘のありましたコラムについての必須確認3項目ですが、メーカー側は『大丈夫、自信があるので確認は必要ありません。問題が無いものについて証拠を見せろといわれても困る。』と主張して譲りません。
・構造計算書について 本日住宅メーカーから電話があったので、構造計算書について再度質問したところ、 "らいの"さんよりご指摘のありました杭間の基礎梁の強度についても確認しているとの説明がありました。ただ、あいかわらず、構造計算書は、コンピューターで計算しているため、提出できないの1点張りです。皆様、何か良い打開策はありますでしょうか? |
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ina様へ 投稿者:らいの
鉄骨造住宅の基礎天レベルについてですが、鉄骨造建物の場合基礎コンクリートのレベル差による上部構造物への影響はほとんどありません。 鉄骨柱の最下部にはベースプレートという鉄板があり、この精度は極めて厳密に出さなければなりませんが、ベースプレート自体はコンクリに直接乗せられてはいません。プレートは基礎に埋め込まれたアンカーボルトによって支えられており、コンクリ天端からは50ミリほど浮かせてあります。この隙間分でプレートの高さを調整し、最後にモルタルを詰めています。仮にコンクリ天端がこれ以上に高くなっている場合は、全体をあげるかプレート下部のコンクリを削るなどして対応しています(露出柱脚の場合)。 鉄骨下端が基礎天端より低くなっている根巻き柱脚などの場合は、捨てコンに鉄骨製のアングル(固定金具)をボルト止めしてその上にアンカーボルト・ベースプレート・鉄骨を配置し、さらにワイヤーをかけるなどしてしっかりと固定してからコンクリを打設しています。 ですので、基礎スラブや立ち上がりのレベルが狂っていても、それが鉄骨のレベルの狂いに直結することはほとんどありません。
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Re: らいの様へ 投稿者:ina
一般的な鉄骨造の基礎との納まりは承知しているつもりです。比較的スパンの広い通常の鉄骨造建物ならば、らいの様の仰るおりです。ただし、某メーカは鉄骨造と言っても柱スパンは比較的小さく布基礎であるのが特徴です。そのため天端全体の精度は5o以下を管理目標にしているとのことで、それ以上の場合は必ずレベラーで調整するとの事です。ですから、建築後に5o以上の不陸がある場合は、建方後に生じた可能性があることと、メーカーが管理している施工誤差を超えた値であると言うことです。だから後から独自の測定結果を言ってきているのでしょう。 |
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Re: 杭基礎につきまして=お詫び= 投稿者:らいの
inaさま、大変失礼しました、釈迦に説法でしたね。私が言いたかったのは鉄骨造だからといって必要以上にコンクリレベルにこだわる必要はないということで、差が大きくても構わないということではないです。 レベル誤差10ミリは微妙なところですが、仰るような事情であるならば確かに問題ですね。
相談者さま、、○KSコラムを支持杭として使用した場合の問題点についてですが、違法性はないかと思います。 私も擁壁の設計をした時にソイルパイルを支持杭的に使用したことがありますが、ソイルで地盤改良した上に独立基礎を載せるという考えで計算しました。 相談者さん宅でも支持杭として使用しているとのことですが、○KSコラムとソイルパイルが同種のものだとすると、あくまでも支持杭的に基礎を乗せて使用しているということだと思います。 ソイルパイルは土とコンクリペーストとを混ぜ合わせただけですので、垂直方向の力には耐えられても水平方向の力には耐えられません。そもそもただ土とコンクリペーストとを混ぜ合わせただけのものなので水平方向力を伝えることもできません。 ○KSコラムと基礎との間に砕石・捨てコンが打ってあれば間違いなく地盤改良杭です。 |
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Re: 杭基礎につきまして=お詫び= 投稿者:相談者
らいの さん ina さん ご教授ありがとうございます。大変勉強になりました。 レベルの件につきましては、メーカー側にはっきりと文書により異議を唱えることにいたします。
当方と請負契約をむすんでおりますメーカーの場合、標準仕様ですが”捨てコン”はありません。 『捨てコンなしで転圧なし、加えて採石が少ないためにコンクリートの水分が地面に吸収されてしまい、乾燥したコンクリート基礎になった可能性があります。』今まで相談をさせていただいた建築士うち3人が同じようなコメントをされました。基礎に問題が無いとすれば、ひびわれの原因として一番怪しい事柄です。 |
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