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マンションの1階が殆ど駐車場マンションの強度
教えて下さい 投稿者:相談者No,7856

マンションを購入する予定でいます。
全くの素人なので分からない点、心配な点があります。
どうか、教えて下さい。

11階建てのマンションで1階が殆ど駐車場になっています(3分の2程度)
この場合、強度は弱くなるのでしょうか?
また、購入予定の住戸はバルコニーに出るための大きな窓まで網入りガラスです。
隣に大きなビルがありまして、そのビルに面している住戸のみ網入りガラスになっています。
他の住戸は普通の透明ガラスです。
防犯に関係しているのでしょうか?

とても気になっています。
よろしくお願い致します。

Re: 教えて下さい 投稿者:TJ

相談者さんはじめまして。
先ず強度の件について。
建物の強度は、構造計算によって決定されます。
建物は着工前に建築基準法に定められた、その地域の地震力、風圧力等を勘案し、計算によって安全性の確認を行います。
関係官庁は、上記の内容を「確認申請図書(法律に適合した建物であることを官庁に確認してもらうための設計図)」によって確認し、設計内容が法的適合性を持っていると判断されれば、着工して良い旨を建築主に通知します。(「確認通知」といいます)
また、建物が出来上がった直後に官庁は「完了検査」を行い、「確認申請図書」の通りに工事が行われたかどうかの最終確認をします。(建物によっては「中間検査」もあります)
従って、「確認通知」及び「完了検査」を受けた建物であれば、少なくとも法律には適合した強度を持っていると考えてよろしいわけです。
マンションのような大きな建物であれば、ほぼ間違いなく「確認通知」「完了検査」は得ていると思いますが、ご心配であれば不動産屋さんに確認してみると良いと思います。

上記の通り、建物の形状だけで建物の強度を判断することは出来ません。
真四角で、1階から最上階までがっちり壁で固められた建物と言えども、基準に違反した建物であれば、想定される地震よりもはるかに小さい地震で倒壊する危険があります。
逆に今回のケースと同様、1階部分がピロティー状の駐車場になった建物は、マンションに限らず沢山存在しますし、そういった建物が必ずしも弱いわけではありません。見た目だけで危険であると判断するのは誤りです。
ただし、「確認通知」を何時受けたかによって、強度が異なる場合があります。
十勝沖地震、宮城沖地震、阪神大震災など、大きな地震が発生するたびに、法律自体が改正され、建物の地震に対する基準が強化されてきた経緯があります。
古い基準で造られた建物の中には、ご心配のとおり、1階ピロティー部分がウイークポイントとなり、大地震の際に倒壊した建物が、他に比べて多かったのも事実です。
もし購入予定の建物が中古でしたら、売主である不動産屋さんに「いつ確認通知を受けた建物であるか、その時の基準と今の基準を勘案すると、強度上どの程度の違いがあるのか」を確認されるのが良いと思います。
心ある不動産屋さんであれば、資料を調べて後日知らせてくれると思います。

次に網入りガラスについて。
隣に大きなビルが隣接していると言うことから判断して、建築基準法でいう「延焼の恐れのある部分」の窓だと思います。
隣地境界線から5m(1階は3m)の範囲は、耐火建築物及び準耐火建築物の外壁の開口部には、防火性能のある窓や扉をつけなければなりません。(11階建のマンションであれば、ほぼ間違いなく耐火建築物です)
網入りガラスが入ったアルミサッシで大臣が認定するものは、この「防火性能」を持った窓になります。
今回のケースは、耐火性能を確保するために法律上設置された網入りガラスの窓であると考えられます。防犯上の理由ではないでしょう。
ただし、「防犯上の問題がないのなら普通のガラスにしたい」と思っても、上記の法律の理由から変更は出来ませんのでご注意ください。

長くなりましたが、参考にしていただければ幸いです。

Re: 教えて下さい 投稿者:相談者

TJ様、ありがとうございます!
とても勉強になりましたし、安心しました。
きちんと確認して購入したいと思います。
本当に、ありがとうございました。

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